こんにちは。ほっぺ(@Hoppe_log)です。
私がシステム手帳をおすすめするときに必ず名前を挙げているダ・ヴィンチ(レイメイ藤井)の『ロロマクラシック』。
デザインよし、手触り良しの最高の1冊なのですが、どうしても傷がつきやすい…。
いくら経年変化・傷も個性と言っても、大切にしているシステム手帳に傷がついたりカサカサになってしまうとショックを受けちゃいますよね。
かくいう私自身も、1冊目のロロマクラシックを手に入れた時は、革のお手入れを調べて片っ端から試したものです。
そして気がついたときにはもう再起不能に…(後述します。)
今回はロロマクラシックのお勧めできないお手入れ方法とおすすめしたいお手入れ方法をご紹介します。
皆さんは正しいお手入れで素敵な経年変化を楽しみましょうね。
今までの経験から、正しいロロマクラシックのお手入れ方法を詳しく説明していきます!
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ロロマクラシックの革は「磨くと宝石のような艶が出る革」
ロロマクラシックに使われている「ロロマレザー」という革はヌメ革の一種です。
しかし、その手間のかかりようは他とは段違い。
なんでも日本産のステアハイド(成牛)をフルタンニンで2回鞣し、オイルとワックスをたっぷりと染込ませた重厚な革で、通常の革の1.5倍の時間をかけて仕上げられています。
その為、磨くことによって綺麗な艶が現れ、素晴らしい経年変化が起こるのです。
早くツヤツヤにしたいですよね!
「磨く」って具体的にはどうすればいいのでしょうか?
公式によるお手入れ方法は?
公式さんの提案している「お手入れ」は以下に記載されています。
該当箇所だけを引っ張り出してみるとこんな感じ。
・日常のお手入れは、柔らかい布で乾拭きする程度で十分です。システム手帳は、手に持って使用するものなので、革にとって適度な油分は補うことができています。
ダ・ヴィンチ システム手帳:Davinci:お取り扱いとお手入れについて
・軽い汚れは乾いた柔らかい布で乾拭きしてください。
・皮革用クリームを使用する場合は目立たないところで試してからお使いください。
・クリームを塗りすぎると、革にシミとなって残る可能性がありますので、少量のクリームを布の上で十分に薄く伸ばし、革の表面全体をなでるように塗るのがポイントです。
簡潔にまとめると、「乾拭きするくらいで良いし、クリームを塗るとしても少し(あくまでも自己責任で)」って感じですね。
とは言っても、お手入れらしいお手入れに興味を持ってしまうのが人のサガ…。
乾拭きだけではなかなか見た目が変わらないんですよね。
インターネットでよく見かけるお手入れ方法は?
ネットで検索してみると色々なお手入れ方法が出てきますよね。
特に多く見かけるのが以下の4つ。
・ミンクオイルを塗ってみる
・クリームを塗り込んでみる
・靴用のお手入れをしてみる
・ハンドクリームを塗ってみる←!?
ちなみに私は全部試しました。
とりあえずハンドクリームはお勧めしません(笑)
間違ったお手入れをすると…
これらのお手入れを全て試した、6年目のロロマクラシックをご覧いただこうと思います。
所々が黒く変色しています。ベルトの差し込むところなんてひどいものです。
買った時はもちろん綺麗な赤色でした。
もちろんこういった経年変化をさせたい方もいらっしゃるでしょうが、少なくとも明るい色のロロマクラシックには合わない気がします。
この時のお手入れ方法は「ミンクオイルを布を使って塗り込む」といったものですが、色落ちはひどいわ、傷は消えないわでお手入れした感はゼロでした。
塗りたては艶がありますが、乾いてしまったら元通り。
ちなみにこのロロマクラシックは、レッドのバイブルサイズ(リング径15 mm)です。
おすすめのお手入れ方法
初めてロロマクラシックを手にしてからはや6年、4冊のロロマクラシックに囲まれている私が、今までの経験からおすすめしたいお手入れ方法、それは…
ブラッシングのみ!
本当にこれだけなんです。
技術も特に必要なく、丁寧にブラッシングしてあげるだけです。
ちなみに私が利用しているブラシは無印良品のブナ材くつみがきブラシです。
お値段もお手頃で、お試しのつもりで購入しましたがかなり気に入っています。
買いたての白く曇った状態からツヤツヤに
買いたてのロロマクラシックは白く曇っているように見えたり、白い粉のようなものがついていることがあります。
これは「プルーム」と言って、革に染み込ませてあるオイルが表面に滲み出て、ロウのように固まっているものです。
そのままでも使っていくうちに革に馴染み、革本来の深く濃い色に経年変化していきます。
少しでも早くツヤツヤなロロマクラシックにしたい方もいるのではないでしょうか?
そんなときにもおすすめなのがブラッシングです。
シャカシャカ磨くだけでプルームが馴染み、色も少し濃くなります。
ついこの間購入したこちらのロロマクラシック(ミニ6サイズ・スギライト・限定)で見てみましょう。
少しわかりにくいですが、左側の磨いた面の方が少し色が濃いことがお分かりいただけるでしょうか?
このように、プルームを馴染ませたい・色を濃くしたいと言う人はまずブラッシングをしてみてください。
この方法なら小さい傷も消せる!
オイルやクリームを使わず、ただただブラッシングしてあげるだけ。
このお手入れ方法では、引っ掻いてしまったりしてできた小さい(浅い)傷を目立たせなくすることも可能です。
ロロマクラシックはカバンの中から取り出そうとしたときに爪を引っ掛けてしまうだけで傷がつきます。手のかかる可愛い子です。
実際に引っ掻いてしまったときのお手入れ前と後の画像をご覧ください。
本当に跡形も無くなってしまったので嘘のように見えますが、真実なんです。
ロロマクラシックに傷がついてしまったときにはとりあえず騙されたと思ってブラッシングしてみてください。
簡単に目立たなくなりますよ!
最後に
結論:ロロマクラシックはブラシで磨く!
ロロマクラシックをブラッシングしてあげると以下のような効果が見込めます。
もちろん、ミンクオイルやクリームを塗ることも革製品のお手入れとしては間違いではありません。
ですが、ロロマレザーは他よりたっぷりのオイルが染み込んでいますし、手帳は頻繁に触れることが多いことなどから、よほどのことがない限りは油分の補給は必要ないでしょう。
気が向いた時や、傷がついてしまったときにシャカシャカとブラッシングしてあげるお手入れを強くお勧めします。
よければ試してみてくださいね。
今までのロロマクラシックも最初からブラッシングだけにしておけばよかったと後悔しています。
少しでも同じような思いをする方が少なくなることを願ってこの記事を作成しました。
少しでもお役に立てれば幸いです。
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