こんにちは。ほっぺ(Twitter: @Hoppe_log)です。
突然ですが、私が人にシステム手帳を勧めるときに必ず1番に名前を挙げるのが『ロロマクラシック』です。
初めての1冊に選ぶ方も多いのではないでしょうか?
ロロマクラシックのバイブルサイズとA5サイズには、リング径違いの2冊があることをご存知ですか?
せっかくサイズを決めても、次にリング径について考える必要があるんです。
2種類あるリング径のうち、小さい15ミリはかなりメジャーで使っている人をよく見かけます。
対して、24ミリリングは使っている人が少なく、「とりあえず15ミリの方がいいのかな」と思ってしまう方も多いのかもしれません。
もちろん15ミリも素晴らしいものですが、使い方によっては物足りなく感じてしまうことが多々あります。
24ミリの方が向いている使い方を考えているのに、なんとなくで15ミリにしてしまっている方も…
私自身も、最初のシステム手帳がロロマクラシックバイブルサイズの15ミリリングでしたが、入れたいものが入らなくなり後悔したことがあります。
今回は、15ミリも24ミリも使ったことのある私が、主に24ミリリングに注目し、15ミリとの違いや24ミリだからできること、実際の使い心地などについて紹介します。
この記事を最後まで読めば、『24ミリが自分(の使い方)にあっているかどうか』がわかります。
ロロマクラシック選びの助けになれば幸いです。
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15ミリと比べた24ミリのサイズ感
実際に15ミリリングと24ミリリングのロロマクラシックを比較してみましょう。
まずは概要から見ていきます。
デザインやポケットなどは全く同じです。
24ミリの方はリング径を大きくした結果、幅が広くなっていますね。
サイズが異なるため当然重さも変わってきます。
15ミリが340グラム・24ミリが370グラムになっており、その差は30グラムほどです。
価格は15ミリが税込20350円、24ミリが税込23100円です。
(Amazonだとめちゃくちゃ安いです。)
画像で見るサイズ感
黒い方が24ミリ、赤い方が15ミリです。
一回り黒い方が大きいですね。
入るリフィル枚数
15ミリリングは105枚、24ミリリングは195枚のリフィル(上質紙)を収納することができます。
あくまでも公式の出している数値なので、実際に使うともっと多くのリフィルを余裕を持って挟むことが可能です。
最近ではトモエリバーなどのとても薄い紙でできたリフィルも豊富です。
リフィルを入れた時の重量
それでは実際に規定枚数のリフィルを入れてみましょう。
それぞれ105枚・195枚のリフィルを入れています。
入れているリフィルはバラバラですが、それぞれの重さは大差ないものを使用しています。
なんと24ミリ(黒)の重さは523グラムでした。
15ミリとの差は161グラムです。
500ミリのペットボトルより重い…!!
持ち運べるかどうか試してみたい場合は、普段の荷物に500mlのペットボトルを入れて過ごしてみるとわかりやすいでしょう。
24ミリだけの特徴
15ミリロロマクラシックにはなくて、24ミリロロマクラシックにだけある特徴をまとめてみました。
幅が広い
本体の幅が約1.5センチほど大きいので、普通のバイブルサイズだとはみ出してしまうようなものも挟むことができます。
また、ノートを挟み込んでもリングと干渉しにくいんです。
メモ帳や綴じ手帳などとの併用を考えている方にはもってこいのサイズと言えます。
測量野帳がピッタリ収まります。
日本人に馴染みのある大きさ
バイブル(聖書)サイズは海外でこそメジャーな大きさですが、日本ではあまり馴染みがないという方も多いのではないでしょうか?
みなさんに馴染みのあるA判(A5サイズやA4サイズ)やB判(B5サイズなど)とは縦横の比率が異なり、バイブルサイズは縦に細長く感じるでしょう。
私も最初は違和感を覚えました。
リフィルが細長いということは、システム手帳本体の大きさも細長くなります。
15ミリのロロマクラシックも例に違わず細長いサイズ感です。
対して幅の広い24ミリのロロマクラシック本体はほぼB6サイズになっています。
15ミリと比べてみると、よりしっくりくる大きさになっているのです。
単純計算で約1.5倍の収納力
リング径が約1.5倍(15ミリ→24ミリ)なのですから、単純計算で約1.5倍の収納力があります。
(リフィルだけなら2倍入ります。)
また、ロロマクラシックはベルトの留め具になっていますので、多少の無理も効きます。
(リング金具の故障につながる可能性がありますので自己責任でお願いします。)
本体のポケット数に違いはありませんが、クリアポケットなどの収納できるアクセサリーリフィルを使うことで大きく収納力が向上します。
リング径が大きいのでより自由にアクセサリーリフィルを入れることができます。
最近はダイソーなどでもバイブルサイズのアクセサリーリフィルが販売されています。
実際に両方使っている感想
15ミリロロマクラシックは初めてのシステム手帳として6年ほど前に購入し、その数年後に24ミリの方も購入しました。
そんな私がリアルな使い心地をご紹介します。
サイズ感は24ミリの方が好き
サイズ感は24ミリの方が圧倒的に好きです。
先述した縦横の比率的な話ももちろんですが、ロロマクラシック本体の厚みが手に持ったときにしっくりくるんです。
重さといい、重厚感といい、まるで厚めのハードカバー本のような特別感を感じることができます。
持ち運びは諦めました
「持ち運ぶなら24ミリはおすすめしない」という情報は購入前にもたくさん見かけました。
元々大きめの鞄でたくさんの荷物を持ち運んでいるし、私なら大丈夫でしょ!と思っていたんです…
実際にサンプルを手に持って確認してから購入しました。
「これならいける!」と思いました。
それでも1ヶ月ほどで持ち運びを諦めてしまいました(笑)
理由は2つあります。
1つ目は「リフィルを入れるとめちゃくちゃ重い」こと。
先述した通り、本体のみの重さは30グラムしか変わりませんが、リフィルの入る量が多いためめちゃくちゃ重いんです。
修行か???ってくらい重い。無理。
サンプルにもリフィルを挟んでおいてくれればいいのになぁといつも思っています。
2つ目は「ロロマクラシックは傷がつきやすい」ということ。
わかりきっていることですし、他サイズは巾着やポーチに入れて保護しています。
ですが24ミリだとちょうどいいポーチも少ないですし、ただでさえ大きいのにもっと嵩張ってしまいます。
鞄からサッと出してパッと開くといった機動性が著しく低下してしまいます。
そうなったら持ち運ぶ意味合いがなくなったも同然です。
24ミリロロマクラシックを持ち運べるのは一部の人のみです。
家や会社に置いておくことを強くおすすめします。
魔導書のようなかっこいいデザインですし、机の上に置いておくだけでも映えますね。
フランクリンプランナー用のバインダーにおすすめ
フランクリンプランナーという手帳はご存知でしょうか?
フランクリンプランナーのコンパクトサイズのリフィルは、リング的にはバイブルサイズのシステム手帳に挟むことができます。
ただ通常のバイブルサイズのリフィルより幅が広いためほとんどのシステム手帳で横からはみ出してしまうんです。
24ミリロロマクラシックは、フランクリンプランナー(コンパクトサイズ)が使える貴重なシステム手帳の一つです。
もちろん専用バインダーもあります。
(市販のシステム手帳と互換性があるのはコンパクトサイズのリフィルのみなので注意!)
24ミリにピッタリな使い道
ここでは24ミリロロマにピッタリな使い道をいくつかご紹介します。
以下のような使い方を想定している人は今すぐにでもお迎えしても良いかもしれません。
また、24ミリロロマの使い方を悩んでいる方も参考にしてくださいね!
デイリーリフィルを使った日記として
24ミリリングは195枚のリフィル(コピー用紙の場合)を挟めますので、見開き2日のデイリーリフィルがまるまる1年分入れられます。
もちろん市販のリフィルの中にはもっと薄い紙で作られているものも多いですし、捲りにくくはなりますがパンパンに詰め込むことだって(自己責任にはなりますが)できます。
15ミリだとすぐにパンパンになってしまうのでこうはいきません。
24ミリだけの特権ですね。
幅の広いリフィルのバインダーとして
先述した通り、フランクリンプランナーのバインダーとして使うのはもちろん、B6サイズの綴じ手帳を分解して穴を開けて挟んでもいいでしょう。
また、バイブルサイズのリフィルだと横幅が狭いと感じる方は、好きな大きさでリフィルを作成するのもおすすめです。
リング径が大きいと自由度が格段にアップします。
自分でリフィルを作りたい場合はペーパーカッターと穴あけパンチさえあれば簡単に作れます。
「バイブルサイズ リフィル 無料ダウンロード」などと調べるとたくさん見つかります。
机上に置いておく母艦手帳として
ずっと保存しておきたいメモや調べ物、たまにしか見ないけど必ず取っておきたいものなどを挟んで母艦として使うのも良いでしょう。
「何かあったときにはこの手帳を開けばなんとかなる」という1冊を作っておくと安心です。
持ち運びとしてもう一冊バイブルサイズのシステム手帳を使用していれば簡単に入れ替えることができます。
使い終わったマンスリーリフィルを入れておくのも振り返るのにピッタリですね。
好きなものを挟むオタ活手帳として
バイブルサイズはL判の写真やブロマイドなら綺麗なまま収納できますし、穴を開けてもいいのならポストカードを挟むこともできます。
イベントやライブのチケットもしっかり入る大きさなので、保管用バインダーとして使用してもいいですね。
私はチケットと、セットリストや買ったグッズ・同行者などをまとめたリフィルと一緒に挟んだりしていました。
見返すと当時のことを思い出せて元気が出ますよ。
また、かわいい紙もの(デザインペーパーなど)やなかなか貼れないステッカーを集めていくにも持ってこいです。
マステ帳やインク帳でもいいですね!
1冊に全てを詰め込むパートナーとして
リング径が大きいのでマンスリーリフィル+ウィークルーリフィルを使う分だけ入れてもまだ余裕があるでしょう。
その空いたスペースに自分に必要な情報を入れておくことができます。
例えばアドレス帳。
スマホに登録してあっても、もしバッテリーが切れてしまったり紛失してしまった場合に手帳に書いてあれば安心です。
例えば被災時の防災情報。
避難場所や必要なもの、家族の個人情報などを書いておけばスマホのバッテリーを節約したいときに便利です。
例えばメモ帳。
いくらスマホが便利だとしても紙とペンが必要な場面はいくらでもあります。
システム手帳なら自分の好きな枚数入れておくことができますし、移し替えることもできます。
例えば推しの写真。
元気が出ます(笑)
紛失した際のリスクも考えながらにはなりますが、自分の好きなものを好きなだけ挟むことができるという綴じ手帳にはない特権をフル活用できるのは、リング径の大きなシステム手帳だけです。
メジャーじゃない24ミリロロマも使い道次第で最高の相棒に!
今回は使っている人が少ない24ミリリングのロロマクラシックについてご紹介しました。
簡単にまとめてみると以下の通り!
以上のような使い方を考えているなら24ミリロロマクラシックの魅力を最大限生かした手帳ライフを送ることができるでしょう。
対して持ち運びをメインに考えていたり、いつでも持ち歩いていつでもメモを取れるように!と考えている人は後悔してしまうかもしれません。
そんな方は使い方を変えてみたり、自分に合ったシステム手帳を探してみてくださいね!
もし質問等ございましたら、Twitter(@Hoppe_log)や質問箱(Twitterのトップに固定してあります)などからお気軽にお声掛けください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
よろしければまた次の記事でお会いしましょう!
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