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【レビュー】誰にでもおすすめできる万年筆|ボールペンのように使える本格派金ペン【パイロット キャップレスデシモ】

ペン・万年筆
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こんにちは。ほっぺ(@Hoppe_log)です。

万年筆初心者の方や、万年筆を誰かにプレゼントしたい方、今まで色々使ってきたけど新しく増やしたい方。

きっとどんな万年筆を選ぶのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?
決して安い買い物ではありませんし、第三者のレビューも気になると思います。

そこで今回の記事では、なかなかの万年筆ヘビーユーザーの私が誰にでもおすすめできる万年筆『キャップレスデシモ』についてレビューしながら紹介していきたいと思います。
写真多めのビジュアルや、使っているからわかるおすすめポイントを包み隠さず公開します。

実際に2本のキャップレスデシモを使っていますが、他の万年筆よりも手に取る頻度が高くその気軽に使える機構から一番愛用しているといっても過言ではない素晴らしい万年筆だと断言できます。

この記事で、皆さんに『キャップレスデシモ』についての知識・デザインやビジュアル・万年筆としての魅力をお伝えできればと思います。

ほっぺ
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新しい万年筆を探している人、キャップレスデシモの購入を悩んでいる人はぜひ参考にしてくださいね!

\今回ご紹介する万年筆はこちら/

キャップレスデシモってどんな万年筆?

『キャップレスデシモ』とは、国内メーカーのパイロットから販売されているノック式・細身の万年筆です。

「デシモ」のつかない『キャップレス』は、パイロットが開発・製品化した世界初のノック式万年筆として、1963年の発売以来国内外問わず高い評価を得ています。

ほっぺ
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そんな『キャップレス』の10代目モデルが今回紹介する『キャップレスデシモ』です。

キャップレスデシモの製品詳細は以下の通り。

製品名キャップレスデシモ
品番FCT-15SR
価格税込 16,500円
種類万年筆
サイズ最大径Φ 12.0mm 全長 140mm
ペン先18K ロジウム仕上げ
ペン種EF・F・M・B
アルミ・塗装
ヘッド/クリップステンレス/鉄鋼 ロジウム仕上げ
方式ノック式
適合コンバーターCON-40
(カートリッジも使用可能)
公式サイトより

恒常品のカラーリングは画像の8色です。

カスタム会限定色が出たり、特定の店舗限定のモデルが出たりと、カラーリングはかなり多岐にわたります。
2020年には20カラーズというシリーズで20色ものキャップレスデシモが販売されました。

20カラーズのカラーバリエーション
ほっぺ
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カスタム会限定カラーや店舗限定モデルなどは、公式からの大々的なお知らせはありません。
SNSでこっそり宣伝されてそっと売り切れていきます(笑)

※限定色や限定モデルは価格が異なることがほとんどです。
※お店によっては数年前の限定モデルが残っていることもあります。
ほっぺ
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ちなみに2022年のカスタム会限定キャップレスデシモは、2023年3月現在発表されていません。

写真で見るデザイン・ビジュアル・書き心地

キャップレスデシモのビジュアルをたくさんの画像とともにご紹介していきますね!

私の持っているものは、恒常品のバイオレット(中字M)と20カラーズのバイオレット(細字F)の2本です。
恒常品は4年ほど前、20カラーズは発売されてすぐに購入し愛用しています。

恒常品のバイオレットはボディがツルッとした作りで、パールのようにキラキラ輝きます。
20カラーズのバイオレットは高級感のあるヘアライン加工とアルマイト処理が施された大人っぽいデザインです。

凸凹が少なく、真ん中がわずかに膨らんでいるフォルムで、コロンとしていて可愛いです。

ペン先は、ノックするとクリップの方からニョキっと出てきます。
かなり小さいペン先で、ほぼボールペンのような使い心地になっています。

クリップには「decimo」の刻印が入っています。
少し指紋が気になる素材ではありますが、ここまでアップの写真を撮らない限りは大丈夫でしょう(笑)

ノック部分はこの通りシルバーで統一されています。

ほっぺ
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限定モデルの中には、シルバーではなくゴールドなどでデザインされているものもあります。

この画像では両方ともノックした後(ペン先が出ている状態)のものです。
ペン先が出ていない状態だと、この2.5倍くらいの長さがあります。

分解してみました。
左はインクカートリッジを使用しており、右はコンバーターを使用しています。

注意点として、インクカートリッジを使用する際に必要な部品は、コンバーターを使用するときには必要ありません。
紛失してしまわないように気をつけましょう。

サイズ感の比較として、皆さん一度は使ったことがあるであろう「ジェットストリーム」の4色+シャーペンの多機能ボールペンと比べてみました。

ほぼ同じ長さで、ジェットストリームより少し細身といったサイズ感です。
写真には撮っていませんが、よくある単色ボールペンと同じくらいかほんの少し太いくらいです。

ミニ6サイズの手帳に刺してみるとほぼほぼぴったりサイズです。
クリップの位置が少し低めなので少し頭が飛び出しています。

『キャップレスデシモ』はクリップを使用するとペン先が上に来るようになっています。

ほっぺ
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万年筆を立てるときはペン先が上、これ基本です!

細字と中字を書き比べてみました。
細字でも力を入れると太く書けるので違いが分かりにくいかもしれません。

国内メーカーの万年筆は、画数の多い漢字を書くことを想定して作られているため、全体的に細い作りになっています。
それでもやはり文字を小さく書くことが多い人は細字の方が書きやすいですし、インクの濃淡を楽しみたい人は少しでも太い方が楽しいのでおすすめです。

キャップレスデシモをおすすめする理由

ここからは、私が『キャップレスデシモ』を愛用する理由・おすすめする理由を6つご紹介します。

おすすめポイント
  • 高級感のあるデザインと素材
  • ボールペン感覚で手軽に使える機構
  • クリップ部分が持つ時のガイドになるから握りやすい
  • ペン先は小さいのに書き味は本格的
  • カードリッジもコンバーターも使える
  • パイロットのインクカートリッジは手に入りやすい
ほっぺ
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それでは1つずつ見ていきましょう。

高級感のあるデザインと素材

あまり凸凹のないなだらかなフォルムと、アルミ製のボディから高級感を感じます。

性別問わず使えるカラーリングと、しっくりくるサイズ感で万人受け間違いありません。

ほっぺ
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もっと太い軸が好みの場合は、『キャップレス』という選択肢もあります。

同価格帯の金ペン(ペン先が金でできている万年筆)は大半がプラスチックや樹脂製のことが多いので、「金属製で少し重みのある万年筆を探している」という人にとっては選択肢になり得ます。

ボールペン感覚で手軽に使える機構

『キャップレスデシモ』はノックだけでペン先が出てすぐ書ける万年筆です。

ネジ式や嵌合式に比べて、はるかに書き始めが楽なのでボールペン感覚で使用できます。

万年筆初心者の方も、あまり書く機会がない方も、メモ程度でも無理なく万年筆を使用できるので、インクが乾いて詰まってしまうドライアップも防ぐことができます。

ほっぺ
ほっぺ

万年筆は使い続けることが一番のメンテナンスです。

とても使いやすいので、万年筆を使ったことのない人へのプレゼントや万年筆デビューの初めの1本としてもおすすめです。

クリップ部分が持つ時のガイドになるから握りやすい

この万年筆は、クリップ部分を握って筆記します。

一見邪魔そうに感じますが、ちょうどこのクリップを親指と人差し指でつまむように持つと正しい万年筆の持ち方が自然にできてしまいます。

いちいちペン先の向きを確認する必要なくすぐに書き始められるので、ボールペン並みの小回りと初心者も安心して使える万年筆だと言えます。

ペン先は小さいのに書き味は本格的

先ほどご紹介した通り、『キャップレスデシモ』のペン先はとても小さいです。

ペン先が小さいと万年筆の魅力であるペン先のしなりが弱かったり、書き味が万年筆らしくないことも少なからずあります。

ただこの『キャップレスデシモ』は問題なし!

この小ささからは想像できないほどペン先が柔らかくしなり、びっくりするほどぬるぬるとした書き味を楽しむことができます。

ほっぺ
ほっぺ

個体差はもちろんありますが、私の手元にある2本はどちらも柔らかめでぬるぬるとした書き味を楽しむことができます。

カードリッジもコンバーターも使える

『キャップレスデシモ』はインクカートリッジもコンバーターも使えます。

手軽に使いたい・書く頻度が多い方はカートリッジを使えば、手軽にインク補充ができますし持ち歩けば外出先でのインク切れにも対応可能です。

様々なボトルインクを楽しみたい方は、専用のコンバーターを使えば好きなインクを使用できます。

最近は様々な色のインクが発売されていたり、アニメやゲームのキャラクターをイメージしたインク、自分で好きな色に調整する(してもらう)インクなども多く見受けられます。

『キャップレスデシモ』なら、コンバーターを使用すればインクも楽しむことができます。

ほっぺ
ほっぺ

万年筆のメーカー(キャップレスデシモならパイロット社)以外のインクは自己責任になります。
(メーカー以外のインクを使っていての故障は保証外になってしまうこともあります。)

パイロットのインクカートリッジは手に入りやすい

『キャップレスデシモ』で使えるパイロットのカートリッジは比較的どこにでも売っています。
少し大きめの文房具屋さんや、文房具を取り扱っている雑貨屋さん(ハンズやロフトなど)ではかなりの確率で置いてあります。

ほっぺ
ほっぺ

1000円台で買える万年筆『kakuno』がどこにでも売っているので、それとセットで揃えているお店が多いです。

品揃えが豊富なコンビニやスーパーでも見かけたことがありますし、とにかくパイロットのインクカートリッジは手に入れやすいのが魅力です。

まとめ

今回は『キャップレスデシモ』の魅力についてご紹介しました。
簡単にまとめると、『キャップレスデシモ』がおすすめなのは以下のような人です。

『キャップレスデシモ』はこんな人におすすめ!
  • 手軽に万年筆を使いたい人
  • 万年筆デビューしたい人
  • ヌルヌルした書き味の国内メーカーの万年筆を探している人
  • プラ製ではなく、金属軸の万年筆を探している人
  • 好きな色が製品化されている人
  • 普段ボールペンばかり使っている人
  • 金ペンデビューしたい万年筆初心者
  • 基本はカートリッジを使いたいけど、ボトルインクも楽しみたい人
  • 手に入りやすいインクカートリッジを使いたい人

『キャップレスデシモ』は、手軽に使えるのに本格的な書き味が楽しめる金ペン万年筆です。

初めての金ペンにおすすめされるのは国内3社(パイロット・プラチナ・セーラー)の10000円万年筆ですが、個人的にはこの『キャップレスデシモ』を強くオススメしたいと思っています。

万年筆初心者さんやあまり親しみのない人は、せっかく万年筆を持っても使う頻度が少なくなってしまいがちですが、ボールペン感覚で使える『キャップレスデシモ』ならそんな心配もありません。

ほっぺ
ほっぺ

万年筆を使ったことのない知り合いに使わせてみて一番反応がいいのはこの『キャップレスデシモ』です。

もちろん万年筆を何本も持っているようなユーザーでもきっと満足できる書き味で、ぜひ1回は試してほしい万年筆です。

ほっぺ
ほっぺ

限定色が豊富なので、気がついたらどんどん増えていくこと間違いなし…(笑)

少しでも気になった方はぜひ『キャップレスデシモ』を試してみてくださいね!
きっとお気に入りの1本として活躍してくれることでしょう。

\今回ご紹介した万年筆はこちら/

もし質問・リクエスト等ございましたら、Twitter(@Hoppe_log)やInstagram(@hoppelog_bungu)などからお気軽にお声掛けください。

ほっぺ
ほっぺ

最後までご覧いただきありがとうございました。
よろしければまた次の記事でお会いしましょう!

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