今回は、OPPOから発売されているタブレット『OPPO Pad Air』について、実機をお貸しいただきましたのでそのレビューをお届けします。
結論から言うと、「エンタメを楽しみたい人にぴったりのかっこいいタブレット」でした。
動画や電子書籍、ネットサーフィンを楽しむ用に安いタブレットを探している方はぜひご覧ください。
『OPPO Pad Air』は3万円台で購入できます。
『OPPO Pad Air』の基本情報
スペック
OPPO公式サイトに記載されているスペックは以下の通りです。
外観 | サイズ | 約245.1×154.8×6.9mm |
重さ | 約440g | |
内部性能 | メモリ(RAM+ROM) | 4GB + 64GB |
外部メモリ | microSDXC™(最大512GBまで拡張可能) | |
CPU | Qualcomm® Snapdragon™ 680 | |
GPU | Qualcomm®Adreno™ 610 @ 1115MHz | |
画面 | 液晶サイズ | 約10.3インチ |
画面解像度 | 2000 x 1200 | |
リフレッシュレート | 最大60Hz | |
カメラ | アウトカメラ | 約800万画素(F値:2.0) |
インカメラ | 約500万画素(F値:2.2) | |
バッテリー | バッテリー容量 | 公称値:7100mAh/27.47Wh 定格値:7000mAh/27.09Wh |
価格 | 税込 37,800円 |
画像で見る外観・デザイン
使ってわかった『OPPO Pad Air』の魅力
実機を使ってみて分かりましたが、『OPPO Pad Air』には多くの魅力がありました。
中でも印象的だったのは以下の4点です。
- バッテリー持ちがいい
- 画面の縦横比が動画鑑賞にピッタリ
- スピーカーが4つあるから臨場感のあるサウンドを楽しめる
- 薄くて軽いし高級感がある
一つずつ見ていきましょう!
画面の縦横比が動画鑑賞にピッタリ
この『OPPO Pad Air』は短辺がかなり細く、一般的なタブレットよりも細長い画面になっています。
初めて手に取った時には違和感がありましたが、この細長い画面が動画鑑賞にぴったりなんです。
枠なしで動画を楽しめる没入感を味わうことができます。
NetflixとAmazonPrimeVideoのHD再生にも対応しているので、高画質な映像作品を楽しむこともできます。
この価格帯のタブレットとしては珍しいですね。
ちなみにKindleで電子書籍を表示してみるとこんな感じです。
細長いのでさすがに上下の余白が気になりますね。
スピーカーが4つあるから臨場感のあるサウンドを楽しめる
『OPPO Pad Air』にはスピーカーが4つもついています。
左右対称についたスピーカーで、より臨場感のある映像や音楽を楽しめます。
イヤホンジャックこそないものの、静かな環境で使いたい時はBluetoothイヤホンで、一人の環境で楽しみたいときはスピーカーで楽しめるタブレットです。
iPad Airを愛用していますが、動画を見る目的で使うなら画質や音質、画面の大きさやスピーカーなど機能性は大差ないと感じました。
それなのに価格はiPad Airの半分以下。すごっ!
薄くて軽いし高級感がある
『OPPO Pad Air』、めっちゃ薄くてスリムです。
直線的でカクカクとしたデザインで、名前の通りiPad Air(や最近のiPad)に激似です。
お高いiPadと似ていることもあって、この『OPPO Pad Air』にも高級感を感じます。
バッテリー持ちがいい
薄くて軽いのにバッテリー持ちは抜群です。
実際にひたすら動画を見続けた時のバッテリー使用状況です。
「前回の充電からの画面オン時間 16時間57分」は全てWi-Fiに接続してYouTubeやAmazonプライムビデオで動画を楽しんでいました。
めちゃくちゃ長持ち!
2時間半ほどで残量1%から100%まで充電できました。
18Wの急速充電に対応しているので、それ用のアダプターとケーブルを揃えればもっと素早い充電が可能です。
ちなみにこの『OPPO Pad Air』にはアダプターもケーブルも同梱されていません。
タイプCケーブルとアダプターは別で用意する必要があります。
購入前に知っておきたいポイント
実際に使ってわかった、購入前に知っておきたいポイントは以下の3点です。
- カメラはお飾り程度
- ゲームは無理そう
- イヤホンジャックはなし
カメラはお飾り程度
カメラの画質は普通に悪いです。
この『OPPO Pad Air』のアウトカメラは800万画素ですが、最近のiPadは1200万画素程度のカメラが搭載されています。
スマホのカメラも大体1200万画素程度のものが多いため、画質はかなり悪く感じるでしょう。
かなり暗いところ、全く同じ環境で写真を撮り比べてみました。
やっぱりiPad Airと比べるとかなりの違いがありますね。
とはいえ、写真を撮るためにタブレットを購入する人は少ないと思います。
記録用や書類のスキャン程度なら問題ないため、カメラ目的で購入するわけでなければそこまで気にすることはありません。
電気のついていない暗い部屋で小さなスタンドライトのみで照らしているような暗い環境でこれです。
明るければここまでの差は出ないと思います。
性能的にゲームは無理そう
タブレットでゲームをしたいと考えている方には、『OPPO Pad Air』はおすすめできません。
動画鑑賞やネットサーフィンは快適にできますが、ゲームは満足にできません。
最近リリースされたばかりの「崩壊スターレイル」をダウンロードしてみましたが、始めのゲーム開始画面からカックカク…
そこからぴくりとも動きませんでした。
試しにベンチテストをしてみましたが散々な結果に。
(白っぽい画面が『OPPO Pad Air』、黒っぽい方が比較用のiPad Air)
かなりの差がありますが、主に映像とネットサーフィンを楽しんだ私の使い方ではスペック不足は感じませんでした。
ガチガチの作業には向かないかもしれませんが、エンタメを楽しむためのタブレットとしては安価な割に高機能です。
イヤホンジャックはなし
このタブレットにはイヤホンジャックがありません。
有線のイヤホンを使いたいなら、タイプCのイヤホンを用意するかBluetoothレシーバーを用意する必要があります。
愛用しているiPad Airにもないので、個人的には不便には感じませんでしたが、まだまだ有線のイヤホン・ヘッドホンを愛用している方もいると思いますのでご注意ください。
しかし、先述した通りスピーカーが4つついているのでイヤホンなしで動画や音楽を楽しむのもありです。
『OPPO Pad Air』はこんな人にオススメ!
もっと高性能な機能が欲しい方、ゲームしたい方は他のタブレットの方がいいかもしれません。
ですが、動画を見たい方やネットサーフィンをしたい方など、主にエンタメを楽しむための道具としてのタブレットを探している方には強くお勧めしたいと思いました。
質問・リクエスト等ございましたら、Twitter(@Hoppe_log)やInstagram(@hoppelog_bungu)などからお気軽にお声掛けください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
よろしければまた次の記事でお会いしましょう!
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