こんにちは。
最近素晴らしい紫の墨汁のモニターに参加させていただいた、ほっぺです。
💜新商品💜5月発売
— 開明墨汁 (@kaimei1898) April 15, 2022
『紫煌墨汁』モニター募集
色墨汁シリーズ新色を使った、
作品制作して下さる方を募集🙌
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応募〆切 4月19日23:59
ご興味のある方、お願いします⭐️
詳細は2枚目を😉#開明墨汁 #モニター募集 pic.twitter.com/hHWXezct6S
応募時は「なんだこの墨汁は!?めっちゃタイプな紫…キラキラ…」と気がついたら参加表明をしていました。
そしてありがたいことに見事当選。
いざこの「紫煌墨汁」で何か作品を作ろうと思いましたが、イラストも習字も全くできません。
「こんな私がモニターに応募してすみません…」と半泣きでインターネットの海に飛び込んだところ見つけたのがこの「墨流し」という芸術でした。
今回はこの「墨流し」についてご紹介します。
皆さんもぜひ誰でも簡単にできる伝統芸術に触れてみませんか?
馬鹿みたいに長くなっちゃったのでこれだけでも見てください✨
— ほっぺ (@Hoppe_log) April 29, 2022
こちら、墨汁を使った墨流しというものです。
5月発売の紫煌墨汁を使用しました😊
キラッキラのパール輝く、素敵な紫色の墨汁で、墨汁の概念をひっくり返してしまうほど美しい…😍#開明墨汁 #紫煌墨汁 #モニター pic.twitter.com/v7JNooioZZ
実際に墨流しした際のツイートです。
墨流しとは?
墨流しとは、墨汁を水に垂らしたときにできる模様や、それを動かしてできる非規則な模様を紙や布に移しとる、日本古来の伝統芸術です。
絵の具で行うマーブリングとよく似ている手法ですが、マーブリングは複数の色を使って模様を作るのに対して、墨流しは墨汁の濃淡でマーブル模様を作るのが特徴です。
一般的な墨流しのやり方
一般的な、よくある墨流しのやり方をご紹介します。
必要なものは100円ショップで揃えられますし、難しいこともないのでお子様の宿題やお家遊びにもぴったりですよ!
用意するもの
- 墨汁
- 筆や割り箸などの墨汁を水面に垂らす棒
- 爪楊枝
- 紙が入るサイズの浅いトレーやバット
- 水
- 紙(画用紙や和紙ハガキのような厚いものがおすすめ)
- 新聞紙(濡れた紙を置く際などにあると便利)
①水を用意する
紙が入るサイズの浅めのトレーやバットを綺麗に洗い、半分ほどの水を入れておきます。
ここで綺麗に用意しておかないと埃や油が浮いてしまい、墨汁が綺麗に広がりません。
失敗の元になりますので、しっかり食器用洗剤などで綺麗にしておくと安心です。
②水面にそっと墨汁を乗せる
筆や割り箸などを使い、水面にそっと墨汁を乗せます。
コツは「水に入れる」のではなく、「水面にそっと浮かべる」イメージで優しく行うことです。
③爪楊枝で模様を作る
水面に浮かべた墨汁を優しく引っ掻くようなイメージで模様を作っていきます。
絵心やセンスは必要ありません。
心の赴くままに自由に爪楊枝を動かしましょう。
④墨汁を紙に移しとる
水面にそっと紙を浮かべ、さっと取り上げます。
その後、反ってしまう紙をできるだけ真っ直ぐに近づけて乾燥させます。
その後、水面に残った墨汁は新聞紙を浮かべることで綺麗に取り除くことができます。
そのまま2回目の墨流しを行うことが可能です。
実際に「紫煌墨汁」を使って墨流しをしてみた
序盤でお話しした通り、モニターに参加させていただいた「紫煌墨汁」で墨流しをやってみようとしました。
まず一般的なやり方で試してみたところ…全然できない!
水面に落とすとサッと溶けていってしまいます。
色々調べてみましたが、「洗濯のり」を活用することで解決できそうだとわかりました。
洗濯のりと水でいい感じにブレンドすると良いとのことでしたが、試しに洗濯のり100%でやってみるとこれが大成功。
紫煌墨汁で墨流しを行う人、水だとうまく墨流しできない人は試してみてくださいね。
墨流しの方法は上に書いたのとほぼ同じ。
違うポイントは「トレーには水ではなく洗濯のりを入れる」こと、墨汁を移しとった後の紙は「新聞紙の上に置いて乾かすのではなく、机などに直接貼り付けて真っ直ぐに乾かす」ことくらいです。
また、墨汁をそのまま使ってしまうとかなりの量が底に沈んでしまって勿体無いので、1:1くらいの割合で水を入れて薄めてあげるといい感じです。
適当に墨汁を水面に置いて…
適当に爪楊枝で引っ掻くと模様ができます。
そこに紙を置き、サッと取り出します。
洗濯のりは粘度が高いので、適当に置いておくと墨汁ごと流れていってしまいます。
取り上げた後の紙は机にペタッと貼り付けてしまうのがおすすめです。
洗濯のりは水拭きすれば綺麗に落ちますのでご安心ください。
出来上がりがこちら。
画用紙より、和紙はがきの方が圧倒的に発色が良かったです。
墨流しは二度と同じ模様を作ることができないので世界で一つだけの作品になります。
また、揃えるものも100円ショップなどで揃えられますし、操作自体もとても簡単にできる伝統芸術です。
お子様の工作などはもちろん、どうしても使いたい墨汁や余ってしまった墨汁の有効活用にいかがでしょうか?
私自身も、どうしてもこの「紫煌墨汁」が使いたくてやってみましたが、とても楽しかったです!
絵心ないし習字もできないし…なんて方にぜひやってもらいたい…!
「紫煌墨汁」のご紹介
今回モニターとして使わせていただいた「紫煌墨汁」は、開明墨汁さんから5月に発売されたばかりの墨汁です。
開明墨汁さんとは、120年以上の歴史をもつ墨汁のパイオニアで、書道を嗜む方から愛されているブランドです。
そんな開明墨汁さんの色墨汁シリーズ第7弾の「紫煌墨汁」は、神秘的で高貴な紫煌色が再現されています。
ラメやパールが煌めく紫色で気分の上がる素敵な墨汁です。
今まで使ってきた墨汁とは違い、かなり粘度があり全く滲みません。
まるでポスカのような感覚でピタッと紙につく感覚です。
また、乾くと耐水性抜群です。
開明墨汁さんによると表装にも使えるそうです。
あまりにも色が好みすぎるので、何かに塗って見ようかなあ…と考えています(笑)
乾くまで放置してしまうと水洗いでは落ちません。
机と筆が大変なことになっているのは秘密です。
白の半紙はもちろん、色付きの半紙にもくっきり発色するのでバッチリ合います。
特に黒×紫は最高ですね…
他にもツイッターでハッシュタグ「#紫煌墨汁」で検索してみると他のモニター様の作品をみることができますよ!
どなたも習字がすごかったり、イラストがすごかったりと圧巻の作品を見ることができます。
ちなみに公式様のポスターの背景に墨流しの画像を使っていただけました!
#紫煌墨汁 新発売いたしました💜
— 開明墨汁 (@kaimei1898) May 19, 2022
こんな使い方もできますよ〜!
モニター様のご協力が詰まった
商品案内は、弊社HPのトップページよりご確認いただけます♪#開明墨汁 #新発売 pic.twitter.com/iZMcZQ9Zta
墨流しは手軽に世界で一つだけの作品を作れる最高の伝統芸術
この見出しが全てです。
絵心がなくても、字が下手でも、墨汁を使った芸術に触れることができます。
必要な道具も少ないですし、難しい操作もないので、少しでも興味を持っていただけましたらぜひ墨流しにチャレンジしてみてくださいね!
最後にテンションが上がってよくわからんこと言ってるツイートを供養しておきます(笑)
何かご質問等ございましたらお気軽にリプライ・DMにてどうぞ!
紫煌墨汁のモニター続きです😊
— ほっぺ (@Hoppe_log) April 29, 2022
前回やりたくても出来なかったことがついに出来ました!
それはズバリ…墨流し!
絵の具などでよくやるマーブリングの墨汁バージョンです。
これなら絵心がなくても出来るので試してみたかったんです✨
#紫煌墨汁 pic.twitter.com/wR7MOj2Miq
ここまでご覧いただきありがとうございました!
よろしければ、また次の記事でお会いしましょう。
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