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【伝統芸術】誰でも簡単に楽しめる「墨流し」とは?絵や字が上手じゃなくても楽しめるってホント?【紫煌墨汁】

文房具
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この記事の概要
  • 墨流しは絵心がなくても楽しめる芸術
  • とても簡単で誰でもできる
  • 基本的な墨流しのやり方解説
  • 今回は実際に「紫煌墨汁」を使って墨流ししてみた!
  • 「紫煌墨汁」のご紹介

こんにちは。
最近素晴らしい紫の墨汁のモニターに参加させていただいた、ほっぺです。



応募時は「なんだこの墨汁は!?めっちゃタイプな紫…キラキラ…」と気がついたら参加表明をしていました。
そしてありがたいことに見事当選。

いざこの「紫煌墨汁」で何か作品を作ろうと思いましたが、イラストも習字も全くできません。

「こんな私がモニターに応募してすみません…」と半泣きでインターネットの海に飛び込んだところ見つけたのがこの「墨流し」という芸術でした。

今回はこの「墨流し」についてご紹介します。
皆さんもぜひ誰でも簡単にできる伝統芸術に触れてみませんか?

ほっぺ
ほっぺ

実際に墨流しした際のツイートです。

墨流しとは?

KAMISM株式会社ホームページより

墨流しとは、墨汁を水に垂らしたときにできる模様や、それを動かしてできる非規則な模様を紙や布に移しとる、日本古来の伝統芸術です。

絵の具で行うマーブリングとよく似ている手法ですが、マーブリングは複数の色を使って模様を作るのに対して、墨流しは墨汁の濃淡でマーブル模様を作るのが特徴です。

一般的な墨流しのやり方

一般的な、よくある墨流しのやり方をご紹介します。
必要なものは100円ショップで揃えられますし、難しいこともないのでお子様の宿題やお家遊びにもぴったりですよ!

用意するもの

  • 墨汁
  • 筆や割り箸などの墨汁を水面に垂らす棒
  • 爪楊枝
  • 紙が入るサイズの浅いトレーやバット
  • 紙(画用紙や和紙ハガキのような厚いものがおすすめ)
  • 新聞紙(濡れた紙を置く際などにあると便利)

①水を用意する

紙が入るサイズの浅めのトレーやバットを綺麗に洗い、半分ほどの水を入れておきます。

ここで綺麗に用意しておかないと埃や油が浮いてしまい、墨汁が綺麗に広がりません。
失敗の元になりますので、しっかり食器用洗剤などで綺麗にしておくと安心です。

②水面にそっと墨汁を乗せる

筆や割り箸などを使い、水面にそっと墨汁を乗せます。
コツは「水に入れる」のではなく、「水面にそっと浮かべる」イメージで優しく行うことです。

墨汁によっては、水面に乗せるとすぐに広がってしまってうまくできない場合があります。
その場合は後述する方法で墨流しをすることが可能です。

③爪楊枝で模様を作る

水面に浮かべた墨汁を優しく引っ掻くようなイメージで模様を作っていきます。

絵心やセンスは必要ありません。
心の赴くままに自由に爪楊枝を動かしましょう。

④墨汁を紙に移しとる

水面にそっと紙を浮かべ、さっと取り上げます。
その後、反ってしまう紙をできるだけ真っ直ぐに近づけて乾燥させます。

その後、水面に残った墨汁は新聞紙を浮かべることで綺麗に取り除くことができます。
そのまま2回目の墨流しを行うことが可能です。

実際に「紫煌墨汁」を使って墨流しをしてみた

序盤でお話しした通り、モニターに参加させていただいた「紫煌墨汁」で墨流しをやってみようとしました。

まず一般的なやり方で試してみたところ…全然できない!
水面に落とすとサッと溶けていってしまいます。

色々調べてみましたが、「洗濯のり」を活用することで解決できそうだとわかりました。

洗濯のりと水でいい感じにブレンドすると良いとのことでしたが、試しに洗濯のり100%でやってみるとこれが大成功。
紫煌墨汁で墨流しを行う人、水だとうまく墨流しできない人は試してみてくださいね。

墨流しの方法は上に書いたのとほぼ同じ。
違うポイントは「トレーには水ではなく洗濯のりを入れる」こと、墨汁を移しとった後の紙は「新聞紙の上に置いて乾かすのではなく、机などに直接貼り付けて真っ直ぐに乾かす」ことくらいです。

また、墨汁をそのまま使ってしまうとかなりの量が底に沈んでしまって勿体無いので、1:1くらいの割合で水を入れて薄めてあげるといい感じです。

使っている容器はダイソーの書類トレーです。

適当に墨汁を水面に置いて…

キラキラ

適当に爪楊枝で引っ掻くと模様ができます。

びっくりするくらい適当にちぎられた画用紙

そこに紙を置き、サッと取り出します。
洗濯のりは粘度が高いので、適当に置いておくと墨汁ごと流れていってしまいます。

取り上げた後の紙は机にペタッと貼り付けてしまうのがおすすめです。
洗濯のりは水拭きすれば綺麗に落ちますのでご安心ください。

ラメもしっかり乗るのでキラキラ。最高。

出来上がりがこちら。
画用紙より、和紙はがきの方が圧倒的に発色が良かったです。

墨流しは二度と同じ模様を作ることができないので世界で一つだけの作品になります。

また、揃えるものも100円ショップなどで揃えられますし、操作自体もとても簡単にできる伝統芸術です。
お子様の工作などはもちろん、どうしても使いたい墨汁や余ってしまった墨汁の有効活用にいかがでしょうか?

ほっぺ
ほっぺ

私自身も、どうしてもこの「紫煌墨汁」が使いたくてやってみましたが、とても楽しかったです!
絵心ないし習字もできないし…なんて方にぜひやってもらいたい…!

「紫煌墨汁」のご紹介

今回モニターとして使わせていただいた「紫煌墨汁」は、開明墨汁さんから5月に発売されたばかりの墨汁です。

開明墨汁さんとは、120年以上の歴史をもつ墨汁のパイオニアで、書道を嗜む方から愛されているブランドです。

そんな開明墨汁さんの色墨汁シリーズ第7弾の「紫煌墨汁」は、神秘的で高貴な紫煌色が再現されています。
ラメやパールが煌めく紫色で気分の上がる素敵な墨汁です。

今まで使ってきた墨汁とは違い、かなり粘度があり全く滲みません。
まるでポスカのような感覚でピタッと紙につく感覚です。

少し滲んで見えるのは薄める時に使った水です。

また、乾くと耐水性抜群です。
開明墨汁さんによると表装にも使えるそうです。
あまりにも色が好みすぎるので、何かに塗って見ようかなあ…と考えています(笑)

ほっぺ
ほっぺ

乾くまで放置してしまうと水洗いでは落ちません。
机と筆が大変なことになっているのは秘密です。

お目汚しすみません。どうしたら習字って上手くなるんですかね???

白の半紙はもちろん、色付きの半紙にもくっきり発色するのでバッチリ合います。
特に黒×紫は最高ですね…

他にもツイッターでハッシュタグ「#紫煌墨汁」で検索してみると他のモニター様の作品をみることができますよ!
どなたも習字がすごかったり、イラストがすごかったりと圧巻の作品を見ることができます。

ちなみに公式様のポスターの背景に墨流しの画像を使っていただけました!

墨流しは手軽に世界で一つだけの作品を作れる最高の伝統芸術

この見出しが全てです。
絵心がなくても、字が下手でも、墨汁を使った芸術に触れることができます。

必要な道具も少ないですし、難しい操作もないので、少しでも興味を持っていただけましたらぜひ墨流しにチャレンジしてみてくださいね!

最後にテンションが上がってよくわからんこと言ってるツイートを供養しておきます(笑)
何かご質問等ございましたらお気軽にリプライ・DMにてどうぞ!

ここまでご覧いただきありがとうございました!
よろしければ、また次の記事でお会いしましょう。

ほっぺ
ほっぺ

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