こんにちは。
20冊以上のシステム手帳を使ってきたほっぺ(@Hoppe_log)です。
今回は、これまでの経験から学んだ「後悔しないためのシステム手帳の選び方」をご紹介したいと思います。
基本的なことからマニアック(?)なことまで思いつくもの全てまとめていきたいと思うのできっと長くなることでしょう。
是非下の目次から気になるものを見ていってくださいね!
システム手帳好きさん必見!雑誌『システム手帳STYLE』が無料で読めるチャンス!
システム手帳の最新情報や新しい使い方を探している方、
色々なシステム手帳を見比べたい人におすすめしたい雑誌『システム手帳STYLE』が
Kindle Unlimitedなら初月無料!2ヶ月目以降も月々980円で読み放題!
無料期間中の退会も可能なので気になる方は登録してみては?
基本的なこと
「システム手帳を買うぞ!」と思ったときにまず考えたいポイントは上の3つです。
一つずつ見ていきましょう。
サイズ(リフィル)
よくある(お店で買える)メジャーなサイズは以下の6種です。
この中でも手に入りやすく、使っている人が多いのは「ミニ6サイズ」と「バイブルサイズ」です。
自作リフィルが作りやすかったり、なんでも挟めるのは「A5サイズ」。
持ち運びやすいのは「マイクロ5サイズ」と「ナローサイズ」。
デコりやすく女性に人気なのは「HB×WA5サイズ」
使い道によってオススメのサイズが変わってきますので、もしよろしければ過去記事を覗いてみてください。
悩んでしまう場合は、リフィルだけを先に買って試してみると良いでしょう。
リフィルだけなら数百円で購入できますのでかなりオススメです。
ちなみに、最近は3穴バインダーも増えていますが、既存のシステム手帳と穴の間隔が違うものも多く流通しています。
同じパンチで穴が開けられなかったり、3穴リフィルがそれよりも大きいシステム手帳に挟むことができなかったりと少し不便を感じます。
穴の間隔が19ミリの3穴バインダーがあれば教えてください。
リング径
リフィルのサイズにより異なりますが、リング径は大体8〜30ミリほどのものが多い印象です。
リング径が小さいものはコンパクトで携帯性が高いですが、リフィルの入る量も少なくなります。
逆に、リング径が大きいと収納力が抜群ですが、重く嵩張ってしまいます。
リング径は大きければ良い、小さければ良いというような単純なものではないことを覚えておいてください。
ちなみに、それぞれのリング径で挟めるリフィルの枚数が目安として記載されていることも多いですが、実際にはその枚数以上挟むことも可能です。
(リングの破損につながりますので自己責任です。)
こちらも好みや使い道によってオススメが異なりますが、まずは自分が携帯性を重視するのか、挟めるリフィルの量を重視するのかきちんと考えてから購入するようにしましょう。
使いたいリフィルが特別ある場合
使いたいリフィルがある場合はそちらを忘れないようにしましょう。
L判の写真を入れられるポケットリフィルなどはバイブルサイズやA5サイズなどの大きめサイズしかありませんので、M6サイズなどのシステム手帳を選んでしまうと使えません。
また、「7つの習慣」で知られている「フランクリンプランナー」のリフィルは、専用バインダーがあるような特殊なリフィルですがシステム手帳と互換性のあるコンパクトサイズもあります。
高さはバイブルサイズとほぼ同じですが、幅が広いため普通のシステム手帳だと収まりません。
このリフィルを使いたい場合は、リング径の大きい(24ミリくらい)バイブルサイズのシステム手帳に限られます。
このように、特別使いたいリフィルがある場合はそちらを優先してサイズを決めるようにしましょう。
外見・デザインについて
基本的なことを決めてから、ある程度候補を絞った後に確認したい外見とデザインに関するポイントは次の6つです。
サイズ(本体)
リフィルのサイズのみではなく、本体のサイズもしっかり確認してくださいね。
リング径によってかなり全体の大きさが変わってきます。
例えば、M6サイズのリング19ミリより、A5サイズのリング8ミリの方がコンパクトで持ち運びも簡単です。
また、同じサイズでリング径が異なる2つの製品が出ているロロマクラシックなどがありますが、しっかり検討する必要があります。
重さ
システム手帳は通常の糸綴じ手帳より重いことがほとんどです。
何も気にせずに購入すると、想像より重くてびっくりしてしまうでしょう。
素材にもよりますが、本体のみで数百グラムほどあります。
それに加え、中にリフィルを詰めていくわけですからサイズによっては1キロを超えてしまうものも。
例えば、ロロマクラシックのミニ6サイズ(リング径14ミリ)の本体は147グラムほどですが、リフィルや収納しているカード、万年筆をセットするとほぼ倍の306グラムになります。
アシュフォードシャルトルのバイブルサイズ(リング径25ミリ)は、本体のみで239グラム、リフィルやペンをセットすると倍以上の587グラムにもなってしまいます。
ネットショッピング等で記載されている「重さ」は、中にリフィルを入れていない状態での重さですよ!
素材
- 本革
- 合皮
- プラスチック・ビニール
システム手帳の多くは以下の3つの素材でできています。
それぞれにメリット・デメリットがありますので簡単にまとめてみました。
本革製のメリット・デメリット
メリット | ・丈夫 ・経年変化が楽しめる ・一生物になる |
デメリット | ・高価 ・重い ・傷がつきやすい |
本革製はやはり丈夫なのが良いですね。
合皮などではどうしても劣化してきてしまいますが、革であればよっぽどのことがない限り長持ちします。
その分高価だったり重かったりしがちですが、気にいった1冊を見つければ一生物として使うことができます。
何よりもデザインがいいものが多いのでテンションが上がります。
合皮製のメリット・デメリット
メリット | ・安価 ・汚れや傷を気にせず使える ・カラフルなものもある |
デメリット | ・耐久性に欠ける ・見た目が安っぽいものも |
合皮製は、見た目は安っぽくないのに安価なものもあったりするので初めての方のお試しにもオススメです。
汚れても雑にお掃除できますが、やはり劣化は避けられません。
最近の合皮製のシステム手帳は可愛いものが増えましたね!
本革製へのステップアップにもぴったりです。
プラスチック製のメリット・デメリット
メリット | ・安価(100円ショップにもあるよ!) ・軽い ・保存用のバインダーにもピッタリ ・傷や汚れを気にせずに使える |
デメリット | ・安っぽい ・耐久性に欠ける |
プラスチック製のシステム手帳は試しやすい金額ですがかなり安っぽい見た目です。
保存用に使うのがベストです。
中にはリングまでプラスチックのものもあります。
正直お勧めしません。
あくまでもお試しや保存用にどうぞ。
個人的に、プラスチックのバインダー使うならルーズリーフで良くない?と思うのですがそのあたりどうなんでしょうか。
最近は韓国ブームなのか、ビニールのシステム手帳も増えてきましたね。
表紙を変えることで可愛く着せ替えられることが特徴で、こちらも安価です。
印刷が写ってしまったり、ベルトの耐久性に不安が残りますがお試しにはもってこいです。
カラーバリエーション
カラバリもしっかり確認しましょう。
最近では本革製でもカラフルなものが増えてきて選びたい放題です。
しっかり調べてから買わないと、後から「え、〇〇色もあったの…(泣)」なんてことが起きてしまうかもしれません。
限定色の有無
限定色・限定品の有無は必ず確認しましょう。
中にはほぼ毎年限定色が発売されているシステム手帳もあります。
ロロマクラシックやネオフィナードなんかは毎年限定色が出ている気がします。
昨年はファイロファックスオリジナルやモルビドも限定色が出ていました。
大半の限定品・限定色はシステム手帳関連のイベント(システム手帳サロンやシステム手帳サミット)で発売されます。
大体10〜11月に開催されますのでそこまで待つのもアリですね。
経年変化
本革製のものは経年変化(経年劣化じゃないですよ!)をするものがあります。
少し艶が出る程度のものもあれば、ガラッと色が変わる革もあります。
使い込んでいくにつれて変わった後のものもしっかり調べて、好みかどうかチェックしておきましょう。
インスタなどで #手帳の名前 などで調べてみると経年変化したものも見ることができますよ!
機能性について
次に、機能面でチェックしておきたいことをご紹介します。
ペンホルダー
ペンホルダーについてもしっかり確認しましょう。
多色ボールペンなどの太いペンは収納できなかったりすることも多いですし、最近はペンホルダー自体がないものも増えてきました。
事前にしっかり確認しておきましょう。
手帳とペンは切っても切れない関係です。
大切なペンがしっかりセットできることは重要なポイントの一つです。
留め具のタイプ
留め具に関してもいくつか選択肢があります。
ベルト式・ボタン式・フラップ式・ジッパー式・ノート式(留め具なし)に大別され、世の中のシステム手帳のほとんどがこの5種類の留め具が使われています。
それぞれのメリットとデメリットを簡単にまとめてみました。
メリット | 留め具 | デメリット |
リフィルが多くても大丈夫 | ベルト | 傷がつきやすい |
ワンタッチで開閉できる | ボタン | リフィルが多すぎると閉まらなくなる |
包容力抜群 | フラップ | 開いた後に邪魔になることがある |
包容力抜群 | ジッパー | 開け閉めが面倒 |
すぐに開閉できる | なし | 勝手に開いてリフィルが折れてしまう |
ベルトやボタン、フラップなどと文字だけをみてもイメージがつきにくいので、それぞれの代表的なシステム手帳を集めてみました。
開き方
手に取れる時には、開き方もしっかり確認しましょう。
システム手帳にセットしたままのリフィルに書き込むのであれば、180度パタンと開くのがベストです。
たまに勝手に閉じてしまうほど開きが悪いものもありますが、ストレスMAXで使い物になりません。
使い込んでいけば革が柔らかくなって開きやすくなるはずですが、それまで使うのも苦痛でした。
手で抑えなくても大丈夫なくらいは開くものを選ぶようにしましょう。
しっかり開かなくて手放したシステム手帳は数知れず…
リングの噛み合わせ
手に取れる場合はリングの噛み合わせもしっかり確認しましょう。
たまにリングが少しずれていて、隙間が空いてしまっているものがあったりしますが、普通に不良品です。
少しでも隙間があるとリフィルが引っかかって使い物になりません。
ポケットの有無
システム手帳本体にポケットがあるかどうかも確認するようにしましょう。
ポケットが全くついていないものも、たくさんついているものもあります。
手帳用にシールやメモ、未使用リフィルなどを収納したい場合はポケットがたくさんあるととても便利です。
事前に自分がどう使いたいのかイメージしてみましょう。
糸綴じ手帳が挟めるか
システム手帳によっては、裏表紙のポケットにノートや手帳を挟める(非公式)ものがあります。
これが、2冊使っている人にとってはとても便利なんです。
M6サイズのシステム手帳ならA6サイズのノートが入るものもありますし、バイブルサイズなら測量野帳が入るものもあります。
もちろんA5サイズのシステム手帳ならA5サイズ以下のノートが入ります。
リングとの干渉やポケットの作りで入るかどうか異なりますので、手に取れる時はしっかり確認することをお勧めします。
インスタなどでもノートを入れて使っている人もいますし、コメント等で聞いてみるのもありですね!
バックグラウンドについて
次にシステム手帳そのものについてではないけれど、確認しておきたいことです。
直接的には関係ないように見えますが、長く使っていくならこのあたりもしっかり検討したいものです。
ブランド・メーカー
ブランドを確認しましょう。
安価なものならお試し感覚でも良いですが、本格的なものは高価で一生物です。
しっかり口コミやブログ・インスタ投稿・ツイートなどをチェックしてみると後悔が減りますよ。
「〜〜だったら悪い」というわけではなく、あくまでも「後悔しないため」に確認しておきたいですね。
購入後のサポート
購入後のサポートがあるかもチェックするべきです。
定期的に各文房具屋でイベントを行いお手入れや名入れをしてくれるようなブランドもあります。
どうせ買うならしっかりサポートのあるブランドが安心ですよね。
後悔しないためにできること
ここまで、システム手帳を購入するときに後悔しないためにチェックしたいポイントを19個ご紹介しました。
想定より多くなってしまったので、「気にしたことなかった!」なんてポイントもあったのではないでしょうか。
今回挙げた19個は、私自身が実際に購入後に後悔したポイントです。
20冊以上使ってきたからこそ、今では購入前に入念にチェックし、後悔することも減ってきました。
少しでも、初めてシステム手帳を買う方の助けになれれば幸いです。
システム手帳好きさん必見!雑誌『システム手帳STYLE』が無料で読めるチャンス!
システム手帳の最新情報や新しい使い方を探している方、
色々なシステム手帳を見比べたい人におすすめしたい雑誌『システム手帳STYLE』が
Kindle Unlimitedなら初月無料!2ヶ月目以降も月々980円で読み放題!
無料期間中の退会も可能なので気になる方は登録してみては?
過去記事ではオススメのシステム手帳も紹介していたりするのでもしよろしければ覗いていってくださいね!
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント